ドイツ観光といえば、どういったイメージをお持ちでしょうか? フュッセンのノイシュバンシュタイン城、ミュンヘンのオクトーバーフェスト、ケルンの大聖堂やライン川下り。世界遺産に登録されている観光スポットもたくさんあります。
しかし、ドイツの魅力はガイドブックにも載っていないような小さな町にもあります。小さな町にもそれぞれ個性があって、散歩するだけでも楽しい場所がドイツにはたくさんあります。木組みの家、石畳の道路、広場の噴水・・・どの町も似ているのに、それぞれの町に個性があって、どの町にも独特の魅力があります。ホテルにチェックインして、手荷物だけを携えて街に散策に繰り出すときのあのドキドキする気持ち・・・クタクタになるまで自分の足で歩いた町は、もうガイドブックに載っていた観光地ではなくて、自分と特別なつながりができたような気がします。
建築にお詳しい方なら、大聖堂を見ても市庁舎を見てもそれぞれ異なる建築様式を見ながら楽しめるのでしょうが、そうでない人はどういう楽しみ方をすればいいんでしょう?せっかくドイツまでやってきて有名な教会を見学しても「大きいなぁ」とか「ステンドグラスが綺麗だなぁ」という感想で終わってしまっては、教会も3つも見ればもう飽きてしまいます・・・その建物が建てられた云われや時代背景などを知って情報量が増すと、何気なく見学した観光名所でもより興味深く、記憶に残りやすくならないでしょうか。
このブログでは、ドイツの町を観光する際に旅行の楽しさが増すような情報、主に歴史的事象にフォーカスして、町の魅力をお伝えしたいと思っています。