第一回ノーベル賞を受賞した偉人

ヴュルツブルク

ヴィルヘルム・コンラート・レントゲン

ヴュルツブルク中央駅を出てカイザー通りを右手に折れると、ヴュルツブルク出身の偉人を称えた記念館が見える。レントゲン写真(X線)を発明し、1901年に第1回ノーベル物理学賞を受賞したヴィルヘルム・コンラート・レントゲンの記念館だ。

X線撮影は今や医療のみならず空港での手荷物検査などにも用いられ、我々の生活に欠かせないものになっているが、発見者のレントゲンはここヴュルツブルクで研究を行 っていた。

レントゲン記念館(Röntgen-Gedächtnisstätte)   

レントゲンはラインラントのレンネップの生まれだが、ヴュルツブルク大学で教授を務めたことからこの街に記念館が建てられた(後に同大学の学長に就任)。レントゲンはドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の前でもX線の実演を行っているが、もともとは人前での発表が嫌いでプレゼンテーションはほとんど行わなかったという。

大学の同僚教授の提案によりX線は《レントゲン》と呼ばれるようになったが、レントゲン自身はその名称を良しとせず、自らが数学の【未知の数】という意味で名付けたX線という名称を使い続けた。

レントゲンは科学の発展は万人に寄与すべきという考えで、X線についても特許を得て経済的利益を得ようとはせず、ノーベル賞の賞金も全額ヴュルツブルク大学に寄付した。1923年、癌によりミュンヘンで亡くなっている。

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