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ニュルンベルク

網で焼かれた聖人 | 聖ローレンティヌス

【ドイツ観光】ニュルンベルクの聖ロレンツ教会【聖ロレンツ教会】ニュルンベルク中央駅から《ハンドヴェルカー・ホーフ》を抜けて旧市街に入り、一番最初に目にする教会が聖ロレンツ教会だ。この教会は13世紀から15世紀にかけて建築されたゴシック様式の...
ニュルンベルク

【ドイツの伝承】願いが叶う〈黄金の輪〉| ニュルンベルク名物の噴水

触れば幸せになれると言われる黄金の輪とは?フラウエン教会前にある広場でその存在感を示しているのが、美しの泉と呼ばれる《シェーナー・ブルンネン》(Schöner Brunnen)だ。この4段構造の噴水は高さが19メートルあり、40体もの彫像が...
ヴュルツブルク

設計ミスと言われた宮殿 |ヴュルツブルク、レジデンツ

【ドイツ観光】バルタザール・ノイマンによるバロックの傑作テアーター通りを進むと、ヴュルツブルクで一番の見どころ、レジデンツに到着する。1719年から1744年に建築家バルタザール・ノイマンが、ヨハン・フィリップ・フランツとフリードリヒ・カー...
ヴュルツブルク

フランケンワイン | ヴュルツブルクのボックスボイテル

【ドイツ観光】マイン河畔に位置する辛口ワインの産地マイン河畔に位置するヴュルツブルクは、ドイツでも有数のワインの産地だ。ヴュルツブルク中央駅からカイザー通りを進むと、フランケンワインを販売している【ユリウス・シュピタール】に出る。ここはヨー...
ヴュルツブルク

【ドイツの歴史】愛を詠った中世の詩人 ー ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルワイデ

「ヴァルトブルク城の歌合戦」でも有名なミンネゼンガーノイミュンスター教会にはミンネゼンガー(吟遊詩人)として有名なヴァルター・フォン・デア・フォーゲルワイデの墓碑がある。ミンネ(愛)+ザング(歌)とは文字どおり愛をテーマにした歌であり、中世...
ヴュルツブルク

日本を追放された医師 |フランツ・シーボルト

【ドイツの偉人】日本にも馴染み深いシーボルトの出身地ホーフ教会となりには広大なホーフ庭園が広がる。庭園の端には、日本人にとっても馴染みが深い人物の銅像がひっそりと建っている。像のモデルは、鳴滝塾で日本人にもおなじみのフランツ・シーボルト。ひ...
ヴュルツブルク

【ドイツ観光】世界最大のフレスコ画 |ヴュルツブルクのレジデンツ

ジョバンニ・バティスタ・ティエポロが描いた天井画階段の間世界遺産レジデンツの階段の間にあるフレスコ画は、ジョバンニ・バティスタ・ティエポロの作品で、フレスコ画としては世界最大だ。ティエポロはルネサンス期最後の巨匠と呼ばれる西洋絵画の大家だ。...
ヴュルツブルク

第一回ノーベル賞を受賞した偉人 ー ヴィルヘルム・レントゲン

レントゲン写真(X線)を発明し、第一回ノーベル賞を受賞した偉人ヴュルツブルク中央駅を出てカイザー通りを右手に折れると、ヴュルツブルク出身の偉人を称えた記念館が見える。レントゲン写真(X線)を発明し、1901年に第1回ノーベル物理学賞を受賞し...
ゴスラー

騎士ラムが見つけた銀山|世界遺産ランメルスベルク鉱山

【ドイツ観光】ハルツ山地のゴスラーに伝わるオットー1世と騎士の話その昔、ゴスラーには、ランメルスベルクという鉱山があり、豊富な銀が取れた。銀の発掘は、町を大きな発展に導いたため、伝説が語られるようになった。ランメルスベルク鉱山 (Sourc...
ヴュルツブルク

悪魔に連れ去らわれたガイラナ夫人 ‐ 聖キリアン伝説

【ドイツの伝説】ヴュルツブルクの聖人、聖キリアンの伝説ヴュルツブルクの中央駅を降りると、ひとつの彫像が出迎えてくれる。噴水の上に取り付けられたその像は、この町の守護聖人、聖キリアン(St.Kilian)だ。この噴水は《キリアン噴水》(Kil...
カイザースヴェルト

【ドイツの歴史】クリミアの天使 | フローレンス・ナイチンゲール

カイザースベルト学園で学んだナイチンゲールのエピソード【フローレンス・ナイチンゲール】カイザースベルトでその名前忘れてはいけない人物がこの人物。フローレンス・ナイチンゲール(Florence Nightingale)だ。フローレンス・ナイチ...
ミュンスター

【ドイツの歴史】ライオンと呼ばれた司教 |クレメンス・アウグスト・グラーフ・フォン・ガーレン

ナチスに屈しなかったミュンスターの司教ミュンスター大聖堂の司教にクレメンス・アウグスト・グラーフ・フォン・ガーレン(Clemens August Graf von Galen)という人物がいた。かつてミュンスターを統治したガ-レン家の末裔で...
ミュンスター

【ドイツの歴史】教会にかかる三つの檻 | ミュンスターの聖ランベルトゥス教会

オランダの再洗礼派、ヤン・ファン・ライデン聖ランベルトゥス教会は、大聖堂と並んで、ミュンスターで最も大きな教会の1つに数えられる。以前はロマネスク様式の下部と後期ゴシック様式の上部からなる《ランベルティ塔》として知られていた。繰り返し塔の高...
クレーフェ

【ドイツの歴史】美しすぎた肖像画 ‐ アン・オブ・クレーブス

16世紀、ヘンリー8世は生涯に8人もの王妃を娶り、うち2名を処刑にした悪名高い君主である。その王に嫁いだのが、デュッセルドルフの出身のアン・オブ・クレーブスだ。イングランドへ嫁いだ王妃は、英国王室で想像もしていなかった扱いを受ける。
デュッセルドルフ

【ドイツの歴史】メディチ家の花嫁|フィレンツェとデュッセルドルフの関係

ヨハン・ヴィルヘルムとアンナ・マリーア・ルイーザイタリアはフィレンツェのアルノ川沿いにウフィツィ美術館が建っている。いつも大勢の訪問者が行列をなしているが、入館の番が回ってきて、館内に一歩踏み入れると、頭上に一人の貴婦人の肖像画が目に留まる...
デュッセルドルフ

【ドイツ観光】〈側転する子供〉が町のシンボルになったわけ | ラートシュレ―ガ―

1288年、デュッセルドルフの都市権獲得デュッセルドルフの町を歩くと、いたるところで側転する子供の像を目にする。これは、ドイツ語でラートシュレーガー(Radschläger)という側転する子供の意匠だ。日本語に訳すると「側転小僧」とでもいっ...