アウグスブルク

マリーアントワネットも立ち寄ったロココの宮殿 | シェッツラー宮殿

【ドイツ観光】アウクスブルクとマリー・アントワネットアウグスブルクの目抜き通りであるマキシミリアン通りの《ヘラクレス噴水》(Herkulesbrunnen)が立つ、そのすぐそばにシェッツラー宮殿はある。今日のシェッツラー宮殿は、中世後期の古...
アウグスブルク

フッガー家の置き土産 | フッゲライ

【ドイツ観光】フッガー家がアウクスブルクに建てた福祉施設15世紀以来、一時はイタリアのメディチ家をも凌駕する大富豪であったフッガー家とは、いったい何者であったのだろう。フッガー家の出自を探ると、アウグスブルク近郊にあるグラーベン(Grabe...
アウグスブルク

使われなかった《黄金の間》- アウクスブルク市庁舎

世界遺産のアウクスブルク、そのシンボル「ペルラッハ塔と市庁舎」アウグスブルク市庁舎とペルラッハ塔(筆者撮影)アウグスブルクの中心地に出ると、真っ先に目に入るのが、左右対称のルネサンス様式で建てられた市庁舎とその横に聳えるペルラッハ塔だ。12...
アウグスブルク

世界最古のステンドグラス | アウクスブルク大聖堂

世界遺産の町アウクスブルクに現存する世界最古のステンドグラスルネサンス様式のアウグスブルク市庁舎から目抜き通りのマキシミリアン通りを北へ歩いて5分の場所にアウグスブルク大聖堂が静かに佇んでいる。白壁にオレンジの屋根が特徴的だ。この大聖堂から...
ヴュルツブルク

腕を折られた天才彫刻家 ー ティルマン・リーメンシュナイダー

ゴシック時代の最も重要な彫刻家、リーメンシュナイダーの数奇な運命ティルマン・リーメンシュナイダーは中世ドイツの彫刻家であり、数々の名作を残している。同時代に活躍したファイト・シュトス、アダム・クラフトと並んで、ゴシック時代後期の最も重要なド...
カイザースヴェルト

《皇帝の島》と呼ばれる理由は? | カイザースヴェルト

【ドイツ観光】皇帝フリードリッヒ・バルバロッサの居城跡デュッセルドルフ空港の北側、旧市街に出るのとは反対の方角に、カイザースヴェルトという町がある。デュッセルドルフ市に属するライン川沿いの小さな町で、日本人駐在員も多く住む閑静な住宅街だ。デ...
デュッセルドルフ

【ドイツ観光】インマーマン通りの名前の由来 | カール・インマーマン

日本人街が広がるデュッセルドルフのメインストリート、インマーマン通りの名前の由来とは?デュッセルドルフの目抜き通り、インマーマン通り(Immermannstraße)。約600もの日系企業が多数活動するデュッセルドルフには、駐在員や家族を含...
デュッセルドルフ

【ドイツの歴史】ハイネが生まれた町

クリスティアン・ヨハン・ハインリヒ・ハイネ(Christian Johann Heinrich Heine)は、1797年、デュッセルドルフに生まれている。ハイネの家は、ボルカー通り(Bolker strasse)53番にある。生家が今でも...
デュッセルドルフ

シューマンとクララの恋の行方は?

シューマンは、1810年、5人兄弟の末子っとしてツヴィッカウ(Zwickau)で生まれている。シューマンは幼いころからハイネの詩に触れ、シューマンが17歳の時に一度だけミュンヘンでハイネと出会っている。シューマンの歌曲の多くは1840年に書...
デュッセルドルフ

ベンラート城 | デュッセルドルフのロココ宮殿

【ドイツ観光】カール・テオドールが建設した夏の離宮デュッセルドルフ中央駅から南に10キロほど下ったところに、ベンラートという地区がある。ヨハン・ヴィルヘルム亡きあと、選帝侯位を継いだカール・テオドールは、文化や学芸の振興に熱心であり、ここに...
トリ―ア

ドイツ最古の町 / トリーアのトレベタ伝説

モーゼル川沿いに位置するトリーアは、古代から交通の要衝地であるとともに、古くからフランス文化の影響を濃厚に受けていた。ドイツワイン発祥の地であり、世界的ブランドとして有名なモーゼルワインの一大生産地である。近隣の都市としては、約95キロ北東...
アルツェナウ

妻に救われた騎士 | アルツェナウ

ハーナウ近郊に《アルツェナウ》という町がある。行政区分上はアシャッフェンブルク市に属し、ハーナウのあるヘッセン州ではなく、バイエルン州に属するのだが、アシャッフェンブルクからよりも、ハーナウからのほうがアクセスが良く、クルマでも20分以内に...
ハーナウ

破壊後も残された二重教会 |ハーナウのワロン・オランダ教会

《ワロン・オランダ教会》(Wallonisch-Niederländische Kirche)は、グリム兄弟の銅像が立つ町の中心にある広場から、歩いて3分ほどのところにある。教会を囲むように新興住宅が立ち並んでいるので、一種独特の雰囲気に驚...
ハーナウ

グリム兄弟が生まれた町 | ハーナウ

写真:blog.materna.deハーナウ(Hanau)は、850年の歴史があり、1303年から帝国自由都市として発展してきた。かつでの街並みは戦火で失われたが、市庁舎のように再建された建物もある。そのひとつ、美しい木組みのゴルトシュミ―...
ヴォルムス

聖マルティン伝説 |ヴォルムスの聖マルティン教会

【ドイツ観光】聖マルティヌスが従軍を拒否した場所オーバーマルクトまで戻り、マルティンス・ガッセ(Martins Gasse)を進むと、聖マルティン教会(St. Martin)に出る。この教会のマルティンは、マルティン・ルターのマルティンでは...
ヴォルムス

ブドウ畑に隠された金貨 | リープフラウエン教会

【ドイツ観光】ヴォルムスにあるワインの産地町の中心地からは少し離れたライン河畔にこの教会はある。《リープフラウエン》とは《聖母》という意味で、聖母マリアに捧げられた教会だ。教皇ピウス2世の命で教会の建設が始まり、1465年にゴシック様式の教...
ヴォルムス

運命の車輪 | 車輪が示すヴォルムスの歴史

【ドイツ観光】ニーベルンゲン、ハインリッヒ2世、ルター、プァルツ継承戦争・・・ルターの記念碑を離れて、オーバーマルクトという広場に出ると、噴水が見える。中央には円形の記念碑が聳えている。これは《運命の車輪》(Schicksal Rad)と呼...
ヴォルムス

宗教改革者たちの記念碑 | ヴォルムスの名所

【ドイツ観光】ルター、ウィクリフ、フス、ワルド―、サボナローラヴォルムス中央駅を出て、ヴィルヘルム・ロイシュナー通り(Wilhelm-Leuschner Str.)をまっすぐに歩くと、まず最初に見えてくるのが、ルターの記念碑だ。ルターだけで...
ヴォルムス

ヴォルムス帝国議会 | マルティン・ルターの追放

【ドイツの歴史】神聖ローマ皇帝カール5世が下した決断ヴォルムス帝国議会(Reichstag zu Worms)は、実は数回開催されている。一番有名なものは、ルターが喚問された1521年のものだが、それに先立つ1495年には、神聖ローマ皇帝マ...
ヴォルムス

ルター破門の場所 | ヴォルムス大聖堂

【ドイツの歴史】ヴォルムス帝国議会のマルティン・ルターマルクト広場を出て、ノイマルクト通りを行くと、町の一番のアトラクションであるヴォルムス大聖堂が見えてくる。4つの円柱塔と2つの大きなドームをもつロマネスク様式の大聖堂である。ヴォルムス大...