アウグスブルクレヒフェルトの戦い | オットー1世 vs.マジャール人 【ドイツの歴史】オットー大帝によるアウクスブルク近郊の戦いアウクスブルクを流れる川に、 レヒ川(Lech)とヴェルタハ川(Wertach)がある。両方ともアルプスを水源とする小さな川だ。 この川の間、アウグスブルクの南には、レヒフェルトと呼...2021.07.31アウグスブルク
マンハイム碁盤目の宮廷都市 | マンハイム 【ドイツ観光】プファルツ選帝侯の拠点、古城街道の出発点マンハイムは、ライン川とネッカー川の合流地点に位置する町だ。マンハイムが最初に文献で言及されたのは766年。ロルシュ修道院(Kloster Lorsch)にある文書コレクションに「Man...2021.07.31マンハイム
ミュンヘン王を破滅させた踊り子 | ローラ・モンテス 【ドイツ観光】ミュンヘン、ニンフェンブルク城にある美人画ギャラリーミュンヘンの西、ノイハウゼン-ニンフェンブルク地区には、何世紀にもわたってヴィッテルスバッハ家の夏の離宮であったニンフェンブルク城(Schloss Nymphenburg)が...2021.07.30ミュンヘン
イエーナイエーナに集う偉人達 【ドイツの歴史】ゲーテ、シラー、ヘルダー、ノヴァーリス、ヘーゲル、マルクス・・・イエーナ(Jena)は、中世の頃、ワインと農耕で栄え、1558年に大学が開かれてからは学問の町となった。大学の設置は神聖ローマ皇帝カール5世に捕虜となっていたザ...2021.07.29イエーナ
ローテンブルク町を救った大酒飲みの市長 |ローテンブルクのマイスタートルンク 【ドイツ観光】ローテンブルクの元市長ヌッシュの活躍を描いた歴史劇毎年5月の末頃、ドイツではプィングステン(Pfingsten)という精霊降誕祭が祝われるのだが、この季節になるとローテンブルクでは町を上げて大人気の歴史劇が上演される。それが「...2021.07.27ローテンブルク
クヴェトリンブルク消えた黄金の福音書 | ジョー・トーマス・メアドルの犯行 【ドイツの歴史】クヴェトリンブルクの至宝クヴェトリンブルクは、ザクセンアンハルト州のハルツ地域にあるボード河畔の町だ。 文献では922年に初めて言及され、994年に町の勅許が与えられた。クヴェトリンブルクの建築遺産は、1994年以来、ユネス...2021.07.26クヴェトリンブルク
ヴュルツブルク農民のために戦った騎士 | フロリアン・ガイエル 【ドイツの歴史】ドイツ農民戦争を戦ったガイエルの生涯ヴュルツブルクから17キロ南に下ったところにギーベルシュタット(Giebelstadt)という村がある。16世紀、この村に農民のために戦った騎士がいた。名前をフロリアン・ガイエル(Flor...2021.07.10ヴュルツブルク人物
ドレスデンドレスデンを創った王 |ザクセン選帝侯アウグスト2世 今日のドレスデンの町並みを築いたのは、ザクセン選帝侯であり、ポーランド王でもあったアウグスト強王である。建築のほかにも、美術品のコレクション、磁器の生産などに情熱を注いだ王であったが、女性についてもうわさの絶えることのない人物だった。2021.05.29ドレスデン人物
ハイルブロン鉄腕ゲッツ ーゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン ハイルブロン近郊を根城とし、誘拐、強盗、私闘と数々の悪事を働いてきた「鉄腕ゲッツ」こと、ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン。ゲーテの作品で紹介されるまでは忘れ去られた存在であった。神聖ローマ皇帝マキシミリアン1世にも盾突いた強盗騎士ゲッツの人生。2021.05.27ハイルブロン
ハイデルベルクヴェルサイユからの手紙 | リーゼロット・フォン・デア・ファルツ ライン河畔のハイデルベルク城は、フランスのルイ14世の軍隊に蹂躙され破壊された。この「プァルツ継承戦争」のきっかけとなった人物の一人が、リーゼロット・フォン・デア・ファルツだ。彼女は嫁ぎ先のフランスから3000通にも及ぶ手紙を書き続ける。2021.05.24ハイデルベルク人物
マイセン錬金術師と白い黄金 | ザクセンの古都マイセン エルベ川沿いにあるザクセンの古都マイセン。この町を世界的に有名にしたのが「マイセン磁器」だ。この磁器の発明には、アルブレヒツ城に幽閉された、とある錬金術師の存在があった。「白い黄金」と呼ばれた磁器をマイセンで開発した男、ベドガーの物語り。2021.05.24マイセン
ミュンヘン町を見守る玉ねぎ型のドーム | ミュンヘンのフラウエン教会 ミュンヘンのランドマーク、《フラウエン教会》。特徴ある玉ねぎ型のドームで有名だが、内部には教会に似つかわしくない「悪魔の蹴り跡」と呼ばれるタイルが・・・ 豪華なヴィッテルスバッハ家の墓標も必見。2021.05.23ミュンヘン
ベルリン謎多き美貌の王妃 ー エジプト女王ネフェルティティの胸像 ベルリンの「博物館の島」にある「新博物館」には、一神教を発明したアクエンアテンの妻、ネフェルティティの胸像がある。この王妃はなぜこれほどまでに人々の関心を集めるのか?そしてベルリンにやってきた理由は?謎多き美貌の王妃の秘密に迫る。2021.05.21ベルリン世界遺産人物
シュトラウビンゲンドナウに消えた花嫁 | アグネス・ベルナウアー アウグスブルクの風呂屋の娘、アグネス・ベルナウアーは、ある日バイエルン公爵家のアルブレヒトと出会うのだが・・・シュトラウビンゲンの町でドナウ川に架かる橋には、なぜ彼女の名前が付けられているのか?そこには悲しい物語があった。2021.05.21シュトラウビンゲン
ケルン悪魔と契約した男 | ケルン大聖堂 多くの観光客が訪れるケルン大聖堂。カトリック教会としては世界で最も高い大聖堂である。700年以上も前にこの大聖堂の建設を始めたゲアハルト・フォン・ライルには、悪魔と契約したという伝承が残っている。2021.05.20ケルン世界遺産教会
レーゲンスブルク英雄を産んだ町娘 | バルバラ・ブロムベルク レーゲンスブルクに今も存在する古宿、《ゴールデネス・クロイツ》。500年前、ここで町娘バルバラ・ブロムベルクは皇帝カール5世と出会ったのだった。ここレーゲンスブルクで生まれ、世界史に大きな影響を残したドン・ファン・ダウストリアの物語。2021.05.19レーゲンスブルク
ケルン皇帝妃の誤算 | コロニア・アグリッピーナ 悪名高いローマ皇帝ネロの母親、アグリッピーナはケルンの出身であり、かつてケルンは《コロニア・アグリッピーナ》と呼ばれていた。血縁、美貌、謀略を使い、権力の座を手に入れたはずの彼女に何が起こったのか・・・アグリッピーナの誤算とは?2021.05.18ケルン
ハーメルンハーメルンの笛吹き男 ドイツ、メルヘン街道にあるヴェーザー川沿いの町《ハーメルン》。ここには「ハーメルンの笛吹き男」に関する資料を多く展示する《ハーメルン博物館》がある。700年前にハーメルンで起こった失踪事件。130人の子供たちはどこに消えたのか?2021.05.15ハーメルン伝説・伝承
ディンケルスビュール町を救った子供たち | キンダーツェッヘ かつての帝国自由都市ディンケルスビュールでは、毎年《キンダーツェッヘ》と呼ばれるお祭りが開催される。三十年戦争の頃、スウェーデン軍による侵略から町を救った子供たちを称えたお祭りだ。この日には子供たちが町をパレードする。2021.05.13ディンケルスビュール伝説・伝承
リンブルク世紀の大泥棒 シンダーハーネス リンブルクに出没したドイツ版ロビンフッド《シンダーハーネス》。この男の正体は弱者の味方か、残虐な強盗か?強欲な貴族や高利貸しから金を奪ったかと思うと、貧しい人々にも分け与えた。その驚きの理由とは?2021.05.13リンブルク人物